四電工
モジュールは国産を選択
EPC今期17MW受注
四国の電気工事大手、四電工(香川県高松市、武井邦夫社長)は、四国全域で太陽光発電のEPC(設計・調達・建設)事業を本格化させた。メガソーラーの建設案件を複数抱え、今年度の受注量は17MWを超える見込み。来年から高知県安芸市でIPP(独立系発電)事業にも参入し、四国の自然エネルギーの普及に貢献していく構えだ。
四電工は、1995年から太陽光発電システムの施工、電気工事を始めている。ただ、11年度までは産業用太陽光発電の需要が限定的で、受注量は例年500kW程度で推移、累計実績も5MW規模に止まっていた。
それが、今年からFIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)の始動をきっかけに一変する。四国でも出力1MW以上のメガソーラーの建設案件が浮上し、同社への注文が急増する。
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