日立産機システム
キュービクル一体型パワコン開発
全量売電市場へ積極提案
太陽光発電用パワーコンディショナやトランス(変圧器)の製販で実績のある日立産機システムは、全量売電市場への提案を強めている。今年5月には、出力100kWのキュービクル(昇圧器)一体型パワーコンディショナシステムを発売、年度内には、同200kW及び同300kWの一体型システムも市場投入する。トランス技術を最大限に活かしたパワーコンディショナでシェア獲得を目指す。
日立産機システムは、1993年に太陽光発電市場に参入、当初は産業用システムインテグレーション事業を推進していた。2005年に10kWパワーコンディショナを自社ブランドで取扱い始めたのに続き、10年1月には、基幹技術であるインバータ、トランス、制御機器技術を活かし、絶縁トランスを内蔵した三相100kWパワーコンディショナを開発、販売を開始した。
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