九電工
EPC 今期300MW受注へ
IPP、住宅用システム販売と全方位展開
電気工事大手の九電工は、太陽光発電のEPC(設計・調達・建設)事業を大幅に伸ばしている。今年度のEPC受注量は、発電規模にして300MW、事業規模は300億円に達する見通しだ。住宅用太陽光発電システムの販売に加え、IPP(独立系発電)事業まで展開し、業容拡大を推し進める。
九電工は2003年に住宅用太陽光発電システムの販売・施工をスタートし、太陽光発電分野へ参入すると、翌04年には産業用市場でEPCを開始。長らく産業用の需要が停滞していたにもかかわらず、04年から12年5月までに熊本の再春館製薬所へ合計発電容量約1.7MWを設置するなど、約18MWの実績を残した。
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