ダイキン工業
太陽光・ヒートポンプ・蓄電・HEMSのトータルソリューション提案
〝熱まるごと〟で独自色
空調機器世界大手のダイキン工業は、今年4月に発売した自社ブランドの住宅用太陽光発電システムの販売を強化している。エコキュートを含むヒートポンプを軸に、蓄電システム、HEMSなどに太陽光発電システムを加えて『熱まるごとシステム』を構築、独自色を打ち出す狙いだ。出力50kW未満の産業用太陽光発電分野にも提案を拡げていく。
同社が住宅用太陽光発電システム販売を開始したのは10年。エコキュートなどオール電化製品を販売するなかで、太陽光発電とのセット販売を考え、京セラと販売提携を結んだのが始まりだ。空調営業本部事業戦略室の谷内邦治新規事業担当課長は「各社検討した結果、製品自体の品質や性能のほか、施工品質向上への取り組みなども考慮し、(京セラを)採用した」と当時を振り返る。
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