オムロン
屋外設置型住宅用パワコン発売
オムロン(京都市下京区、山田義仁社長)は、11月より屋外設置型住宅用パワーコンディショナの単相5.5kWタイプ、同4.4kWタイプを順次発売する。
屋外設置型『KP□M』シリーズは、自然空冷方式を採用、外部ファンがないため、メンテナンス不要で、静音性も実現。接続箱機能を内蔵しているほか、本体に表示部及び操作スイッチを搭載しているため、施工性もアップした。
もちろんこれまでの製品と同様に多数台連系に対応した独自技術『AICOT』を搭載。パワーコンディショナの設置制限や連系協議における多数台連系の干渉試験も不要になる。
同社は、住宅用に加え、集合住宅や小規模産業用など50kW未満の低圧連系市場へも提案を進めている。今回の新製品を採用することにより、設置を検討しているユーザーに対し、補助金を活用した10kW未満の余剰買取り用(4.4kW+5.5kW=9.9kW)、10kW以上の全量買取り用(5.5kW+5.5kW=11kW)といった組み合わせによって様々な提案も可能となっている。
主な仕様は、定格入力電圧DC250V、最大入力電流28.5A(4.4kWタイプ)/38A(5.5kWタイプ)、接続箱機能4回路、最大入力電圧DC400V、動作電圧下限値DC60V。電力変換効率94.5%(接続箱機能含む)、トランスレス方式、自立運転機能(1.5kVA)搭載。外形寸法W720mm×H400mm×D220mm、質量約36kg。