ホシデン
セパレートタイプ端子ボックス発売
総合部品メーカーのホシデン(大阪府八尾市、古橋健士社長)は9月より、太陽電池モジュール用セパレートタイプ端子ボックスを市場投入した。
同製品は、1極(HSC2151・+極、HSC2153・-極)、ケーブルレスでコネクタ付き。ケーブルレス化により、モジュールの取り扱いや運搬作業などの効率化を実現している。端子にフローティング構造を採用し、コネクタの接続も容易に行える。
また、ポッティング(樹脂盛)のありなしを選択できるほか、ハンダレス製造も可能なため、モジュール製造において、作業効率の向上に繋がるという。
同社は、新規事業として約5年前に太陽光発電市場に参入。コネクタ、端子ボックス、直流開閉器、接続箱を中心として、住宅用からメガソーラーまで、国内外の企業に供給している。ユーザーごとに最適なカスタマイズを行った製品を供給できる点が強み。
新製品(HSC2151・HSC2153)の主な概要は、ポッティング構造(2cc)、1端子、ダイオードレス。TÜV及びUL認証取得済み。定格電圧DC1000V(TÜV)/DC600V(UL)、定格電流12A、耐電圧AC6000V(TÜV)/DC2200V(UL)、絶縁抵抗400MΩ以上(DC500V)、使用温度範囲-40℃~90℃(TÜV)/-40℃~85℃(UL)、IP等級IP67、外形寸法28mm×62.8mm×17mm。