Eye catch

クリハラント

IPP本格参入 総投資額80億円

淡路島に7MWソーラー発電所建設

総合エンジニアリング会社のクリハラントが、太陽光発電のIPP(独立系発電)事業に本格参入する。すでに兵庫県淡路島で出力7MWの太陽光発電所の建設を進めており、今年から約80億円投じて、発電規模にして計30MW分の太陽光発電所を運営していく計画だ。一方、EPC(設計・調達・建設)事業も強化していく構えで、国内の太陽光発電市場で存在感を高めている。

同社の施工実績。電気設備工事を担った『メガソーラーいいだ』(上)と自社伊丹工業所に設置した10kW。

発電プラント工事を手掛けるクリハラントは、当初、住宅用太陽光発電システムの施工で太陽光発電市場へ参入した。那須修二常務取締役は、「当社は、火力発電所や原子力発電所などの発電プラント工事を主力事業としているが、電力自由化も始まり、工事量も減少していた。そこで新規事業の一つとして2000年頃から太陽光発電分野に展開した。総合エネルギーエンジニアリング企業として、取り組むべき事業の流れにも沿っていた」と経緯を語る。

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