山洋電気
パワコン出荷倍増 今期売上5倍へ
産業用市場でシェア20%超目指す
産業用太陽光発電向けの中型パワーコンディショナの製販で実績を持つ山洋電気は、FIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)の開始を受けて、今年4~8月の受注が前年同期比2倍を超えるペースで推移。今秋から生産能力を増強し、供給力の拡充に動く。下期以降さらに上昇すれば、今期のパワーコンディショナの売上高は、前期比5倍の大増収を遂げる可能性も出てきた。
同社は1995年に太陽光発電用パワーコンディショナを商用化して以来、定格出力10kWタイプと同100kWタイプの中型パワーコンディショナを製造してきた。特に10kWタイプでは、市場占有率20%以上を誇るリーディングメーカーとして業界を牽引してきた。
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