オリックス
IPP事業に本格参入
総投資額540億円 3年内に200MW開発へ
金融サービス大手のオリックスが、FIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)を活用して、太陽光発電のIPP(独立系発電)事業に本格参入した。3年間で約540億円投じ、発電規模にして計200MW分の太陽光発電所を開発する計画だ。前倒しで進める意向も明かしており、すでに100MW分の案件を進めている。金融大手が構築するIPP事業とはいかなるものか。
これまでオリックスは、環境エネルギー事業の一環で、廃棄物仲介やESCO、電力卸売販売、リサイクル、バイオマス発電など積極的に実施してきた。太陽光発電分野には、2010年に太陽光発電システムの販売で参入。10年後半には、横浜市による住宅用太陽光発電とHEMSの設置補助事業、『横浜グリーンパワー事業』にも参画している。
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