上野グリーンソリューションズ
EPCからメンテ、IPPまで垂直展開
3年内売上25億円目指す
1869年の創業以来、エネルギー総合物流で事業を拡大し、いまや年商700億円を稼ぎ出す上野グループ。今年4月に新会社、上野グリーンソリューションズ(横浜市中区、上野元げん社長COO、UGS)を立ち上げ、太陽光発電分野へ本格展開を果たした。FIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)を活用して、IPP(独立系発電)事業からEPC(設計・調達・建設)まで手掛ける方針を打ち出す。いかなる新戦略を描いているのか。
昭和シェル石油の石油製品の海上輸送を一手に担う上野グループが、太陽光関連事業に進出したのは2007年。グループの中核会社、上野トランステックが、運航する船舶に太陽光発電システムを設置し、実証を行ったのがきっかけだった。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です