オピニオン

「高すぎるFITはむしろ敵 メガソーラーなら買取り価格35円で利益を出せる」

東京大学 村沢義久 総長室アドバイザー

CO2の削減を自らの原点として、太陽光発電と電気自動車による「燃やさない文明」を提唱し続ける村沢義久東京大学総長室アドバイザー。21世紀は電気自動車の時代が到来し、ビックスリーに代表された巨大企業による寡占状態は終わりを告げ、何百という電気自動車メーカーが生まれるというスモール・ハンドレッド構想でも有名だ。
その村沢氏が描くビジョンとは、2050年に総発電量の実に50%を自然エネルギーで賄うという超大革命から、「高すぎるFITは敵でしかない」との信念のもと、30〜35円への買取り価格の引き下げ提言まで。まさに「天文学から微粒子」まで氏の世界観は拡がり続ける。

村沢流2050年ビジョン 総発電量50%を自然エネルギーで

長期的な最終ゴールとは2050年、日本の総発電量のうち50%を自然エネルギーで賄うことです。現在との比較を簡単にするため、3・11前の発電量である1兆kWhを100%と考えた際、50%は達成できる。そう考えています。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

オピニオン を読む

一覧を見る