ノーリツ
新エネ事業で4年内500億円
太陽光が中核
住宅設備機器メーカーで、太陽電池モジュールを生産するノーリツが、このほど下流域への展開を強めている。住宅用では、8月21日より太陽光発電システムと太陽熱温水器をセットにした独自のシステムを発売。産業用では、IPP(独立系発電)事業やEPC(設計・調達・建設)事業を推進し、自社工場へ出力400kWの太陽光発電設備を設置する。太陽光発電を中心に新エネルギー分野で事業拡大を図り、2016年に売上高500億円を目指す。
ノーリツは11年から16年までの中期経営計画で、新エネルギー事業を全社的重点分野の一つに据えた。同事業の売上目標を13年に160億円、16年に500億円とし、このうち太陽光発電は売上高の約50%を占める中核事業と位置づけた。では、いかなる戦略を描いているのか、まずは足跡を辿る。
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