ユアサ
リチウムイオン蓄電搭載型パワーコンディショナ発売
太陽光発電用パワーコンディショナを製造するGSユアサは今年8月、パワーコンディショナと大型リチウムイオン蓄電池を組み合わせた、独自のシステムを発売した。主に工場や病院などを中心に、年間400台出荷し、売上高50億円を目指している。
同システムは、パワーコンディショナとリチウムイオン電池を組み合わせた独立電源型のシステム。特長は、リチウムイオン蓄電池と併用することによって、停電時でも電力供給できる点だ。特に、ピークカットシステムは、昼間の電力使用ピークの時間帯に、太陽電池モジュールで発電した電気と、夜間に充電した電気で、系統からの電力消費を抑制することができる。
パワーコンディショナは、定格出力10~50kWまで、10kW単位のユニットで構成される。蓄電池は16kWhを1ユニットとして、容量、システムをニーズに合わせて設計することができる。