ジンコソーラー
住宅用向け高効率パネル発表
太陽光パネル世界最大手の中ジンコソーラーはこのほど、日本の住宅用市場向けに3種類の高効率パネルを発表した。順次受注を開始していく方針だ。
同社が発表したのは、n型単結晶セルを採用したパネル2種と、単結晶ハーフカットセルを搭載した公称最大出力185Wタイプ。いずれも住宅用市場への供給を視野に入れた高効率パネルである。
n型単結晶パネルは、66セル相当品で、外形寸法は1855㎜×1029㎜×35㎜、質量は22.1kg。温度係数がマイナス0.34%/℃と低く、初年度1%、2~30年目0.4%の30年リニア出力保証を付与している。標準タイプのほか、バックシートやフレームも黒色のオールブラックタイプも揃える。最大出力と変換効率は標準タイプが405W・21.22%、オールブラックタイプが395W・21.16%。今年3月より受注を開始した。
一方、185WタイプはPERC技術を採用した32セル相当品。外形寸法は1351㎜×676㎜×30㎜、質量10.5kgと日本の住宅屋根に設置しやすい小型・軽量である点が特徴だ。変換効率は20.18%。国内販売時期は現時点で未定としている。