Eye catch

ネミー

産業用システムインテグレーション 年度内50MW目指す

架台製造を軸に太陽光発電事業を展開するネミーは、FIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)の運用開始を受けて、太陽光発電所の建設に乗り出す。専用架台の設計・開発から太陽電池モジュールの供給に加え、EPC(発電所の設計、調達、建設)やO&M(発電所のメンテナンス管理)まで手掛ける方針だ。住宅用太陽光発電向けの製品ラインナップも拡充しており、産業用、住宅用ともに営業を強化している。

(左)新発売した蓄電システム「エネハートⅡ」 (右)産業用案件で採用されている同社製架台

2000年に架台メーカーとして太陽光発電業界に参入したネミーは、09年に中国製モジュールなどを調達して独自の住宅用太陽光発電システムの販売を開始、システムメーカーとして名乗りを上げた。同年11月には、住宅用太陽光発電システムの製販と産業用太陽光発電のシステムインテグレーションを手掛ける子会社、ネミーエネルギーソリューションズを立ち上げ、以後グループで事業拡大を進めてきた。12年7月期のグループ売上規模約26億円のうち太陽光関連事業はおよそ4割を占めるまでに成長を遂げている。

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