イーソーラー
単結晶シリコン型モジュール7月発売
台湾のウエハメーカーであるエバーソルと、住宅用太陽光発電システム施工大手ウエストHDの合弁会社、イーソーラー(愛媛県松山市、郭海彬社長)は今年7月に、単結晶シリコン型太陽電池モジュールの販売を開始する。
中国や台湾から単結晶シリコン型セルを調達。72セル搭載モジュールを製品化する。出力は205W~210W。一般住宅向けを対象に販売する。メーカー小売希望価格はW単価150円。
郭社長は「今後は、n型バックコンタクトセルを調達し、モジュール化していく予定だ」と語る。
同社は今年3月、愛媛県松山市西垣生町の敷地約4900㎡に新工場を建設。モジュール製造装置大手のエヌ・ピー・シーから、年産能力50MWの最新ラインを導入した。すでに稼動しており、7月にはフル生産に入る。初年度は年産40MW規模の生産を行う計画である。