伊坂電気
スクリュー基礎発売
システムインテグレータの伊坂電気(大阪市中央区)は3月より自社製のスクリュー基礎の販売を開始した。FIT(全量買取り式の固定価格買取り制度)の運用開始による産業PV市場の拡大をにらんで、EPC(設計・調達・建設)企業やシステムインテグレータへ拡販する構えだ。
スクリュー基礎は、メガソーラーなど地上設置型の太陽光発電所を建設する際に使用される架台を固定するもの。直接地中に埋め込む方式であり、従来のコンクリート基礎よりも工期が5分の1、コストが3分の1に抑えられるという。その他、残土処理も不要、土地の再活用も可能としている。
同社製スクリュー基礎の主な仕様は寸法1500×45/25mm、スクリュー径200mm、天部フランジ径150mm、引き抜き耐力20kN(一般田畑での参考値。土質により差あり)、材質SS200、溶融亜鉛メッキ仕上げ。
なお下部に岩などがある場合、施工が困難なため、事前に土質調査などが必須としている。