元旦ビューティ工業
両面発電型PVシステム販売
元旦ビューティ工業(神奈川県藤沢市、船木亮亮社長)は4月より両面発電・屋根一体型PVシステム『サン・ボース』の販売を開始した。
同製品の最大の特長は、モジュールの両面で発電できること。表面は直射光、裏面はリフレクター機能による反射光を利用して発電する仕組みだ。従来品と比較して発電量が約2割増加するという。また、フレームレスであるため、モジュールの軽量化を実現。雨水などの汚れによる発電効率の低下も抑制し、デザイン性も向上させた。
その他、施工性を高めて工期の短縮化を図った。モジュールの取り外しを簡易に行えるため、メンテナンス性にも優れている。独自の換気システムを採用したことでモジュールの温度上昇による発電効率低下を抑制できる点も特長だ。
主な製品概要は、割付寸法375mm×1820mm、公称最大出力78W(表面)の単結晶シリコン型モジュールを採用、㎡当たりのW数は114.2Wとなっている。