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世界が唱えたPVの可能性①

3・11から1年

3・11、あの日から1年が経つ。だが時の流れに反して、被災地はあの日を境に日常が剥離したままだ。その一方で、日本に立地する54基の原子力発電所は、ゼロ稼働となる可能性が高い。停止となれば30%の電力源を消失するため、太陽光発電の役割を必然的に変貌させつつある。
「電力を安全に安定的に供給する」。これが日本の抱えた喫緊の課題だが、太陽光発電は発電コスト、貯蔵、送電システム3つの分野で課題を抱え、どれほどの時間とコストを費やせば、原発を代替し得る基幹電源になれるのか否か。まだ漠然としている。
そこで世界のPV首脳が語るPVが果たすべき役割、そして健全なる市場成長を通じて、3・11後のエネルギー像を改めて検証する。

「淘汰が市場を健全化する」 – Canadian Solar 庄岩(Yan Zhuang)Senior Corporate Vice President

太陽光発電は多大なポテンシャルを持っており、安定的で信頼性も高い。その証左に、太陽から地球へは6兆GWのエネルギーが降り注いでいます。つまり、PVは無尽蔵にあるエネルギー源なのです。

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