現場の力 匠の技

「日本のPV施工技術を世界へ」

伊坂電気 小笠原忠好 技術部長

PV(太陽光発電)施工に携わって20年。黎明期から現場で業界を支えてきた功労者であるが、今なお第一線に立ち続ける。システム設計に頭を捻り、配線工事に汗を流し、アフリカから南米、紛争絶えない中東諸国まで赴く。根っからの仕事人間だが、異文化・異業種交流を重んじる寛容さが人を惹きつけてやまないらしい。大阪のPV施工会社、伊坂電気(大阪市中央区)の技術部長で、エスイーエム・ダイキン(大阪市北区)など数社の顧問を務める小笠原忠好氏がその人だ。「ミスターPV施工」との呼び声高い氏の足跡を追った。

ヨルダンに設置されたPV

小笠原氏のメールアドレスから、遠く中東のアフガニスタンやヨルダンの旅日記が関係者に届く。そこには建設しているソーラー発電所のことにもしっかりと触れているが、「あくまで個人的な趣味として配信している」と笑顔で話すように、現地の人々との記念写真や街並み、文化、料理に関することなどバラエティーに富んだ内容が写真付きで紹介されている。

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