IDEC
住宅用パワコン組み合せた電力マネジメントシステム販売
三社電機製作所との業務提携のもと、住宅用パワーコンディショナを共同開発した制御機器メーカー、IDEC(大阪市淀川区、船木俊之社長)では太陽光発電事業に参入し、4月2日より電力マネジメントシステムとして販売する。
なかでも産業用パワコンを手掛ける三社電機製作所が製造するパワコンは出力4kW、変換効率95%、35dB以下の静音設計を持つとする。IDECではパワコン、昇圧ユニット、接続箱はじめ、発電・消費状況のモニタリングや見守りサービス、ユーザー管理を組合せ、クラウドサービスを含む電力マネジメント事業として展開する構えだ。また販売領域はPVシステムメーカーやハウジングメーカー、住宅設備業者などB to Bに定める。
ソーラースマート事業部の田近雄彦事業部長は、「3年後の14年度には売上高30億円を目指す。また6kW以内を目安にラインナップも構築したい」と語った。まず3月末よりモジュールとの連携評価のため、テスト出荷を行った。