Company & Key person

「FIP転蓄電池併設向けに蓄電設備の提案を強化」

ウェーブエナジー 羽野泰弘 社長

配電盤製造のウェーブエナジーが蓄電設備の販売を伸ばしている。同社の羽野社長に近況を聞いた。

──直近の業績は。

 

売上高は2024年9月期が前期比8.6%増の82.5億円で、うち再生可能エネルギー関連の売上高は横ばいの50億円だった。25年9月期は売上高90億円、再エネ関連売上高は60億円を目指している。というのも、蓄電設備の出荷が好調だ。系統用蓄電設備の商談が増えたことに加え、出力抑制が頻発している九州電力管内ではFIT案件をFIP(フィード・イン・プレミアム制度)に切り換えて蓄電設備を設置する〝FIP転蓄電池併設〟を始める事業者が増えている。24年9月期に2000kWh程度だった蓄電設備の出荷実績が、25年9月期には5万kWhに達する見込みだ。

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