ドイツエネルギー転換の真実

再エネ普及は官民一体で

再エネが大きく普及する2010年代前半。ドイツではシュタットベルケによって地域に根差した再エネの導入が加速する。

西村健佑(にしむら・けんすけ)

1981年大阪府生まれ。2005年立命館大学経済学部卒業後ドイツに留学。ベルリン自由大学環境政策研究所で環境学修士を修め、その後エネルギーに関する調査を実施。現在は通訳・翻訳、調査を幅広く手掛けている。

2010年、ドイツの総電力消費量に占める再生可能エネルギーの割合はすでに17%に達していたが、太陽光発電の導入量は比較的少なかった。実際10年時の再エネ電源の種類別割合を見ると、風力発電が35.9%と最も多く、次いでバイオマス発電が33%、水力発電が19.4%で、太陽光発電は11.8%と最も小さい。

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