オムロンソーシアルソリューションズ
6.5kWhの蓄電池発売へ
オムロン100%子会社のオムロンソーシアルソリューションズ(細井俊夫社長)は2021年9月末に蓄電容量6.5kWhの蓄電池を発売する。電力使用量の少ない世帯向けの製品で、販売対象を広げる狙いだ。
同社は自社のハイブリッドPCS(パワーコンディショナ)と、蓄電容量9.8kWhか16.4kWhの蓄電池を組み合わせた蓄電設備『KPBP–Aシリーズ』を20年10月より販売しているが、同設備をより幅広い住宅へ導入していくため、新しい蓄電池『KP–BU65B–S』を開発。2~3人世帯で数日間の電力を確保できる容量とした。
7月には同設備用の全負荷用分電盤『KP–DB60』の後継機となる『KP–DB75』を市場へ投入する。定格電流を60Aから75Aに広げて、住宅に設置済みの分電盤と接続しやすくした。