「PCSの付加価値を高めていく」
デルタ電子 エナジーインフラ営業本部 宮崎偉生 副本部長
太陽光発電用PCSの累計出荷台数が30万台を突破した台デルタ電子。海外勢の撤退が相次ぐとの予想もあるが、同社はどう動くのか。
──2019年の総括を。
PCS(パワーコンディショナ)の出荷量は700MW弱になる見込み。昨年と大きく変わらなかった。今年は出荷量を伸ばすことよりも、来年以降の準備に力を注いだ。
住宅用や低圧用などの従来機が発売から5年経ったので刷新し、高圧・特高用の新製品も投入した。日本の太陽光発電市場は大きく変わるので、変化に乗り遅れないよう来年以降も製品開発を続けていく。ただ、今後は製品の販売に加え、付加価値を提供していく必要がある。
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