新電力に瞬く寂光

[第25回]

電源の相対調達戦略

新電力の容量市場対策⑤

新電力コンサル、アンプレナジーの村谷社長による本連載。今回は新電力会社の電源調達で最も主流な手法の相対調達について解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

電源の相対調達とは、その名の通り、発電所や発電所を束ねる発電事業者、あるいは電源卸事業者から電力を購入することである。この調達に要する購入価格の低減交渉は、電力調達のコスト低減を図るうえで極めて重要だ。

 

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