第16回
ダイナミックプライシング
電力需給調整の手法のひとつとして期待されるダイナミックプライシングについて解説する。
DP(=ダイナミックプライシング、変動料金制)とは、変化する需要と供給の情報をもとに価格を変動させ、収益を最大化する値決めのことである。身近なものでは、時期によって価格差がつく航空機のチケットや賞味期限間近の生鮮食品の値引きだ。昨今はインターネットの普及により、需給変動の情報収集がより高度化し、迅速かつ細分化した値決めができるようになった。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です