ソーラーポスト
太陽光と蓄電池の一体設備発売
太陽光発電設備販売のソーラーポスト(福島県福島市、尾形芳孝社長)は11月15日、太陽光パネルと蓄電設備をセットにした新製品を発売した。容量を小さくして設置費を抑えたうえ、非常用電源としての機能を訴求して拡販する構えだ。
新製品は、出力2.6kWの太陽光パネルと蓄電容量2.3kWhの蓄電設備を組み合わせた分散型の発電設備。同社は、出力325Wのエクソル製パネル8枚とともに、村田製作所製リチウムイオン蓄電池ユニットに出力4kWのハイブリッド型PCS(パワーコンディショナ)とDC/DCコンバータなどを1つの筐体に収めた蓄電設備で構成。15年のシステム保証を付与し、一式セットで販売する。
ソーラーポストの尾形芳孝社長は、「自然災害が増え、非常時に太陽光発電と蓄電池を活用したいという声に応えた。価格を抑えたので若い世代にも導入してもらいたい」と語る。
商品名は『停電キラーZ』。