インリー・グリーンエナジージャパン
防火認定取得屋根一体型太陽光パネル搭載カーポート発売
屋根一体型太陽光パネル搭載カーポート『MOENZO』
インリー・グリーンエナジージャパン（東京都千代田区、山本譲司社長）は2021年8月上旬、国土交通省の防火認定を取得した屋根一体型太陽光パネル搭載のカーポートを発売した。住宅や事業用駐車場などに拡販する構えだ。
カーポートに搭載する太陽光パネルには両面発電型のパネルを採用して発電量を向上させた。建築基準法上、防火地域などでは防火認定の取得が必須となるため、設置場所が限定されないよう21年2月に防火認定を取得した。
カーポートは架台製造のサンレールと開発したもので、連結すれば最大12台の普通車の駐車が可能だ。両面発電型のガラス構造で、耐積雪99㎝、耐風圧44m/sの強度を備える。同社は30年間のリニア出力保証に加え、産業用で一定の要件を満たせば、火災や外部からの物体の落下、駐車の際の接触、衝突などを対象とした10年間の災害補償を付与する。
基本設備は太陽光パネル搭載のカーポートとPCSのセット。価格はkWあたり15万円程度である。
光の透過性が高い両面発電型の太陽光パネルを採用
