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米アマゾン、三菱商事とコーポレートPPA締結

日本で太陽光450ヵ所22MW新設へ

〝RE100〟を目指すアマゾンが日本で再エネの調達を本格化する。三菱商事とコーポレートPPAを交わし、450ヵ所計22MWに及ぶ太陽光発電所を新設する。コーポレートPPAが普及するかもしれない。

アマゾンウェブサービスのアジア太平洋地域・日本担当エネルギー政策責任者のケン・ハイグ氏

IT世界大手の米アマゾン・ドット・コムは、25年までに事業で使う電力を100%再生可能エネルギーに転換する方針を示しており、2021年9月8日には日本で再エネ電力を購入するPPA(電力売買契約)を三菱商事と締結したと発表した。首都圏や東北地方で現在開発中の約450ヵ所、計22MWの〝非FIT〟地上設置型太陽光発電所の再エネ電力を三菱商事傘下の電力小売り会社、MCリテールエナジーから調達するという契約で、全設備稼働後の年間発電量は2300万kWhを見込む。電力消費者が再エネ発電所から直接電力を調達する日本版コーポレートPPAの一種であり、太陽光発電所を22年から23年にかけて順次稼働させる予定だ。建設は三菱商事グループとウエストホールディングスが担う。

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