「エナジー台湾」レポート
20GW導入構想に黄信号!? 市場に交錯する不安と期待
再エネの導入を推進する台湾政府。だが、太陽光発電は思うように普及が進んでいない。政府が9月に台北市内で開催した展示会を訪れ、現状に迫った。
蔡英文政権は、2016年5月の発足直後、脱原発を目指し、25年までに全電源に占める再生可能エネルギーの割合を20%まで高める目標を掲げた。太陽光発電設備は、屋根上に3GW、地上や水上などに17GW導入する予定だ。15年末までの太陽光発電の累計導入量は842MWだから、9年間で約19GWの設備を新設する計画である。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です