太陽光20GW構想の行方 未耕の台湾マーケット

台湾の太陽光発電市場が活況だ。昨年誕生した蔡英文政権が脱原発を唱え、再エネを推進、2025年までに太陽光発電の国内導入量を20GWへ増やす目標を掲げた。果たして市場は大化けするのか。10月に台北市内で開催された『PV台湾』を視察し、現状を探った。

2016年5月に発足した蔡英文政権は、2025年までに全電源のうち、再生可能エネルギーが占める割合を20%以上に引き上げる目標を掲げた。再エネの中でも主軸は太陽光発電と風力発電で、太陽光発電は、25年までに地上設置を17GW、屋根上設置を3GWへ増やす長期目標に加え、短期的には18年6月までに地上と屋根上合わせて1.5GWの導入を目指している。

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