間近に迫る普及率10%!

掘り起せるか既築住宅PV

1992年に日本で初めて住宅用太陽光発電設備が系統に連系されてから25年。住宅用太陽光の累計導入件数はいまや200万件を超えた。目前に迫る普及率10%の大台を突破し、住宅の標準装備となれるのか。閉塞感漂う既築住宅向け太陽光市場を追う。

日本における住宅用太陽光市場は着実な成長を遂げている。日本の一戸建住宅2860万戸(総務省『平成25年住宅・土地統計調査』)に対して、10kW未満の太陽光発電設備の累計導入件数は224万件(経産省データ、2017年3月末現在)。もちろん10kW未満の産業用や10kW超を載せた住宅、一戸建以外の住宅に設置されたケースもあるため、参考値となるものの、単純計算で普及率は約8%。10%の大台が目前に迫りつつあるといえよう。

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