売電時代から、その先へ

どうなる!? 2019年問題

2019年10月末から、余剰電力買取り制度が終わりを迎える。満10歳になった太陽光発電をどう活用していくのか、一般家庭に選択のときが迫る。彼らの選択肢をいかに広げることができるか。そこには太陽光業界としての責任と、大きなビジネスチャンスがあるはず。これからの4年間でできることはなにか。

2019年11月のある日。東京都在住のAさん一家に蓄電池が届いた。実はAさん宅、いまからちょうど10年前の09年11月、当時200万円と高嶺の花だった太陽光発電を思い切って購入。自宅で使い切れなかった電気は東京電力に1kWhあたり48円で買い取ってもらっていた。

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