地方見聞録【北日本】
〝不毛の地〟に芽生えた北の脱炭素ビジネス
冬場は積雪で発電しないことから、北日本は〝太陽光不毛の地〟と目されてきたが、ここに来て脱炭素関連ビジネスが広がりつつある。北の再エネ事情に迫った。(本誌・川副暁優、土屋賢太)
北海道と東北地方を合わせた北日本地域では、冬場の積雪で太陽光パネルが雪に覆われ、数ヵ月間は発電が見込めない。それだけに、他の地域と比べると、太陽光発電の導入メリットが薄く、長らく〝太陽光不毛の地〟と言われてきた。それでも、ここに来て脱炭素ビジネスの芽が出始めている。
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