メガソーラークロニクル

全量売電ビジネス入門

太陽光発電所まるわかり

電力不足と料金値上げが焦点となった初夏、42円、20年という予想を遥かに上回る価格と期間案が世の中に晒された。だが、高すぎる価格が国民負担を増加させ、業界をも否ませると一部で物議をかもす。
ただその一方で、機器や人、土地の高騰懸念が収まらない。転換期となる7・1を目前に控え、EPCも自らの存在意義を賭け、コスト低減を進めるが、本当に高額なのか。
太陽光発電所が完成するまでのプロセスを紐解き、検証したい。

12年度500MWに拡大予測 未利用地が太陽光発電所になる日

「嵐の前の静けさだ」──。

あるEPC幹部は抱えた案件が宙に浮き、売上げメドすら立たない日々を喩えこう呟いた。「市場は間違いなく動く」。自信はもはや確信へと変わっていた。

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