地方見聞録【関東】
迫るFITとの別れ 船出に募る不安と覚悟
FITに別れを告げる時が近づいている。関東の再エネ企業も視線の先に〝脱FIT〟を捉える。新たな船出に不安を抱えつつも、決意を胸に歩み出した。(本誌・楓崇志、岡田浩一)
関東は1都6県からなる日本最大の太陽光発電導入地域である。2019年6月末時点の累計導入量は12.2GWで、日本全体の約24%を占める。人口が多く、メガソーラーや低圧太陽光発電所に適した土地もあることから、FITが始まってから、関東が再エネの一大地域になったのは必然だったのかもしれない。
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