再エネ需要の中核 RE100のいま
脱炭素の世界的な潮流を受け、電力を全て再エネに置き換える動きが活発だ。国内では大手企業が意欲的で、『RE100』に参加する日本企業は66社に達した。彼らはどのように再エネ化を進めているのか。RE100企業の実態を探る。(本誌・楓崇志、岡田浩一)
事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な企業連合、『RE100』。2022年3月19日現在、350を超えるグローバル企業が参加し、日本企業も66社が名を連ねる。今でこそ日本は世界有数の参加数を誇る国となったが、英国の国際NGO(非政府組織)であるクライメイト・グループとCDPが14年9月に発足させてから日本企業の初参加まで約2年半も待たねばならなかった。
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