2 蓄電設備
好調市場に影を落とす 深刻な材料不足
ここ数年、右肩上がりだった蓄電設備市場だが、材料不足の影響から21年は減少に転じる見込みだ。だが、需要は底堅い。材料不足さえ解消すれば、再び上向くはずだ。
2021年の住宅用蓄電設備の出荷台数は、9月まで前年同期比10%増で推移したが、10月以降失速し、通年では前年並みの12万~13万台規模だったと推定される。産業用蓄電設備の出荷台数も横ばいから微増とみられる。いずれも販売単価が下がったことから、市場規模は縮小した。
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