徹底考察!非FIT太陽光発電所開発

識者が語る

系統問題の現在地

再エネの導入拡大を進めるうえで系統制約は克服しなければならない。既存系統を有効活用する『日本版コネクト&マネージ』が打ち出されるなど対策が進むなか、系統問題のいまを2人の識者が語った。

「良い方向に前進しているが、落とし穴に注意」

プロフィール(やすだ・よう)●1994年横浜国立大学大学 院工学研究科電子情報工学専攻博士課程後期課程修了。関西大学工学部電気工学科准教授などを経て、 2016年より現職。

京都大学大学院 経済学研究科 安田陽 特任教授

2019年、東京電力PG(パワーグリッド)が千葉基幹系統にて増強せずに接続量を増やす新たな試みを始めた。東電PGは、鹿島系統や那珂系統など別の地域でも検討を始めており、本気度が伝わってくる。国が21年中に『ノンファーム型接続』の全国展開を目指す方針を明らかにしており、他の送配電事業者にも前向きに取り組んでもらいたい。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の特集

一覧を見る