入札から非FITへ
自立に向かう太陽光発電
入札制が始まり、これまで以上のコスト低減が求められる太陽光発電所開発。FITから市場取引へ〝自立〟を見据えた取組みが本格始動しつつあるようだ。
「無事に落札できた」。安堵の声を上げるのは、日本ベネックスの小林洋平社長だ。同社は今年度上期の第4回入札に参加し、2件を落札した。上限単価が非公表であるため、札を開けるまで上限を下回っているかすら分からない。入札結果の公表まで不安が募るのも無理はないのだろう。
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