反転攻勢狙う日系PCS大手
外資系大手に押され気味の日系PCSメーカー。撤退する企業もあるが、TMEICや安川電機は、新市場に狙いを定め、反転攻勢の機会を伺う。
蓄電池や自家消費需要を視野に展開
世界へ35.4GW、国内だけで11GW超の太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)を供給してきた東芝三菱電機産業システム(TMEIC)。現在、最大の供給先は再生可能エネルギー設備導入に対するITC(投資税額控除)がある北米で、同社執行役員産業第三システム事業部の澤田尚正事業部長は、「北米向けは好調で、2021年度も4GW程出荷できる見込み」と手応えを感じている。
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