電力系統のあるべき姿

「従来電源含めた調整の仕組みを」

九州大学 エネルギー研究教育機構 分山達也 准教授

略歴●わけやま・たつや 2012年九州大学大学院工学府地球資源システム工学専攻終了。自然エネルギー財団上級研究員などを経て、18年より現職。自然エネルギー財団特任研究員を兼務。

日本版コネクト&マネージ(C&M)は必要であり、進めるべきだと思うが、すでに接続している従来電源にはあまり触れていない。一つの考え方ではあるものの、新規電源だけでC&Mを実施する発想なので、対策できる余地も小さくなる。その余地を最大限に活用するために日本独自のアイデアが必要になっており、無事に迅速に導入されるかどうかは疑問符が付く。

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