自家消費と好相性か
中古パネルに需要拡大の予感
苦戦が続く中古パネル市場だが、自家消費案件で採用されるなど国内で関心が高まっている。
中古パネル販売を手掛ける企業は長く苦戦してきた。というのも、まずは使用済みパネルを集めなければならないが、FITが少なくとも20年の事業継続を前提としているため、発電所が自然災害などで被災しない限り大量に出てこないからだ。太陽光発電所開発やパネル製造を手掛けるWWB子会社のPVリパワー(東京都品川区)の馬旭社長は、「中古パネル販売だけでなく、設備の卸売りを兼業することで経営を成り立たせている」と実情を明かす。
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