目指すは長期安定稼働
呉越同舟のO&M市場
改正FIT法の施行から丸2年が経過したが、発電事業者の間ではO&M(管理・保守)への理解が行き届いていない。未だに導入していない太陽光発電所も少なくないようだ。
「O&M契約数は横ばい基調。探せば新規顧客は多少いるだろうが、感度の高い発電事業者へのO&M提案は一巡してしまった」。
あるO&M大手の担当者はこの1年をそう振り返る。彼の会社は、100MWを超える太陽光発電所のO&M業務を手掛けているが、実は2年前から既存顧客へのサービス提供に力点を置く。理由は、新規開拓の成約率が低いからだ。
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