プレミアムで収益補填
王道のFIP×相対取引
最も多いFIP活用案件は、相対契約との併用だ。プレミアム収入の帰属に違いはあるが、売電収入が長期固定化されるため、発電事業者にとって事業化がしやすい。
FIP（フィード・イン・プレミアム制度）はFITと違い、相対契約との併用が認められている。それゆえ、〝非FIT〟太陽光発電所を運用する発電事業者は電力を買取り、発電業務を請け負ってくれる電力小売り会社やアグリゲータと相対でPPA（電力売買契約）を結びながらFIPを活用できる。両者間のPPAではFITのように固定単価の長期契約が好まれるが、該当の太陽光発電設備が適用されるFIT・FIP単価や残存期間が契約条件の目安になるようだ。
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