大予測2019

Interview 識者に訊く②

「地内送電線に間接オークション導入を事業者は自らを厳しく律せよ」

京都大学大学院 経済学研究科 安田陽 特任教授

2018年は、地域間連系線の間接オークションが始まり、九州では出力抑制が実施された。系統問題にも重要な出来事があった年だった。系統問題に詳しい京都大学大学院の安田陽特任教授に話を聞いた。

系統問題は、解決に向けて着実に前進している印象だ。『日本版コネクト&マネージ』の取り組みが始まったこともあるが、地域間連系線の利用において、市場メカニズムを組み込んだ間接オークションが10月1日に導入されたことも重要な出来事だった。これで原則どの電源も差別なく地域間連系線が使えるようになる。

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