様変わりするPCS・蓄電池勢力図

始まったラストバブル

FIT最終章の行方

ついに始まったFITのラストバブル。メガソーラー市場での激しいPCS争奪戦も終盤戦だ。番狂わせはなさそうだが、不確定要素も見えつつある。

「正式受注はまだ先としても、2019年度上期が商談のピークになる」。

安川電機の環境エネルギー事業統括部環境エネルギー営業部機器営業課の中井健斗課長は意気軒昂だ。それもそのはず、同社は18年11月に直流電圧1000Ⅴ対応の出力65kW級PCSを発売したばかり。今秋以降の出荷を目指す1500V対応機種とともに、高圧・特別高圧太陽光発電所に狙いを定めるのだが、その中心が未稼働案件である。

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