⑦バイオマス発電
堅調市場に規制強化の波 高まる燃料調達の重要性
燃料の調達方法などを巡り課題の多いバイオマス発電。制度上の逆風も強まっている。とはいえ、当面ははまだ稼働が進む模様だ。
2017年12月末時点でFIT認定量が12GW超だったバイオマス発電案件は、改正FIT法に基づく失効により、18年3月時点で8.4GWまで激減した。過剰な認定取得とその後の失効の主因は、パーム油燃料を用いて発電事業に参入しようと計画した事業者が多かったためとみられる。
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