「事後対処に検討の余地 加害リスクを最小に」
産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター システムチーム 大関崇 チーム長
太陽光発電所の災害リスクとは何か。設備の長期信頼性や安全性に詳しい産業技術総合研究所太陽光発電研究センターシステムチームの大関崇チーム長が語った。
災害による太陽光発電に関わるリスクは、構造と電気に分かれる。構造では風に最も弱い。次に雪、そして地震。一方、電気でいえば雷や水。火災や感電は、災害をきっかけに起こる可能性もあるが、あくまで間接的で、災害以外でも発生し得る。加えて構造では、太陽光発電設備の構造そのものではないが、土木造成も関係している。土砂崩れなどの恐れがあり、懸念されている点でもある。
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